頭痛の話

冬になるといつも以上に肩こりや頭痛がひどくなるという声をよく聞きます。

 

ほぼ毎日、たいてい夕方頃から発生するのが、

「緊張性頭痛」

これは筋肉が緊張し、血流が悪くなっていることで起きるもの。  

血行を良くすると症状が緩和されますので、運動やマッサージが有効です。

 

対して、月に数回、多くて週に一日程度起きる、

「片頭痛」

主にこめかみから目にかけて、頭の片側が脈打つように起こる頭痛。(両側が痛む場合も)

特徴は、体を動かして頭の位置を変えると痛みが強くなること。 こちらは運動や入浴・マッサージでひどくなることがあるので、当院をご利用のお客様はご注意ください。

 

特に、吐き気を伴う強い痛みがある方は、まずお医者さんの診察を受けるようにしてくださいね。

 

片頭痛を起こす引き金となるもの

〇寝不足・寝過ぎ 〇ストレス・ストレスからの解放

〇空腹・疲労・人混み 〇飲酒・喫煙

〇大きな音・強い光・強いにおい

〇気圧・気温・湿度の変化

〇オリーブオイル・チーズ・赤ワインの摂り過ぎ

 チョコ・ソーセージ・うま味調味料の摂り過ぎ

〇月経・排卵・更年期

…などとされています。

 

以前「ガッテ〇」というテレビ番組で、「光対策」が頭痛のコントロールに有効な手段のひとつであると紹介されていました。

外出時はサングラスや日傘などで目に入る日光を抑える。 室内の照明を白っぽい光からオレンジ系の光に変更する。 といったものでした。

 

皆様お忙しい日々を送っていることと思いますが、

 

これらの「頭痛の引き金」を引かないようにして、健やかにお過ごしください。