三寒四温

春は気候が不安定で、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

また、年度替わりの時期でもあり、新入学・人事異動など、環境の変化によるストレスなども多くなります。

この時期に、いつもなら感じない肩首のコリや痛みを訴える人は多いです。

 

東洋医学では春は「肝」の季節です。

「肝」は血液の調整や新陳代謝、精神や感情の調整などの働きがあります。

「肝」がダメージを受けると、

・ストレスが溜まりやすく

・不安やイライラを感じやすくなったり

・やる気が出ない、落ち込む

など、情緒不安定になりがちです。

春は「肝」を養い、気や血の巡りを良くして、こころと身体のバランスを整えていきましょう。

 

春の旬の食べ物には、肝の働きを改善させ、気血を巡らせる力のあるものが多いです。

積極的に毎日の食事で摂ることをおすすめします。

 

例)春菊・たけのこ・セロリ・菜の花・ごぼう・アスパラガス・小松菜など

 

また、肝の働きを整えるには、酸味も有効とされています。

酢や柑橘系の果物、梅干しなどもあわせて摂るとより良いでしょう。

 

暑さ寒さもストレスの元。体温調節はしっかりと。

現代人は忙しいですが、休養はとても大事です。

 

リラクゼーションなどの施術を受けて心身の緊張をほぐすことも、オフの日をゆっくり過ごすスイッチになると思いますよ